​コラム

このコラムは、NFACゼネラルマネージャーの河端隆志が、不定期でお届けします。

【第2回 関西大学のチカラ 健康・スポーツの未来を変えていく】

 
 

【第1回 15歳までに身に付けておかなければならないこと】

 令和元年11月16日 朝(6時)からとても気持ちの良い一日となりそうな晴天です.

 

 今日は高校選手権の滋賀県決勝戦:草津東高対近江高が行われます.

このブログが掲載される頃には結果が決まっていることでしょう.

 さて,私がNFACの滝川会長からクラブを任されてから10年の日々が過ぎようとしています.

当時お引き受けした時に熟慮したことは「クラブ」というものと,クラブ・フィロソフィーの共通理解が得られるかという事でした.

この問題は現在のJリーグでも同様のことと云えます.

 そうしたなか,指導コンセプトのひとつとして「15歳の出口像を見据えた育成指導」がありました.

私もこれまで日本サッカー協会の医科学委員を務めており,日本リーグ時代からチームの体力面の測定やサポートをしていたこともあり,NFACの指導コンセプトに合致する指導者として堀井美晴氏をお迎えするご縁を頂きました.

 堀井氏はサッカー界ではご存知の方が多いのですが,藤枝東高校からヤンマーディーゼルで選手キャリアを積み重ね日本代表にも選出された方です.

引退後は指導者としてJリーグの監督・コーチ(セレッソ大阪,ガンバ大阪,ジュビロ磐田,川崎フロンターレなど)さらにはスカウトまで歴任した方です.

 当時堀井氏と話した中で「子どものうちからトータルに指導を進めていきましょう.スキルを中心にしていきましょう」という大いなる実験をしました.

当時はテクニックとスキルの使い分けが上手くできていないこともあり,また出口像を見据えた指導というものの考え方ができていなかったこともあり,こうしたコンセプトでの指導を開始しました.

 

 実はなぜ冒頭に高校選手権の話をしたかというと,その時に小学校1年生2年生のプレイヤーが高校生となっているからです.

今回は幸いにも草津東(小林,長澤、川畑、古池)には4名,近江高校(辻)には1名のプレイヤーが所属しています.

出場機会を得るかどうかはそれぞれですが,私たちはどこまで個人が成長したか,その後の可能性はどうかということに着目しています.

堀井氏とも最初の指導成果の確認ですね,と話をしています.

そのほかの高校へもNFACのプレイヤーは進学をしており,それぞれのチームでフットボールを愉しんでくれていることと思います.

 このようにフットボールに関わらずすべてのスポーツや教育に云えることですが,10歳のカベをターニングポイントに15歳までの一貫指導がとても重要となります.

この育成期間では「勝った・負けた」ではなく,16歳からのキャリアへ如何に繋ぐことができるか,その年代で要求される力を身に付けることができるか,フットボールを理解できるか,ということです.

 現在,私は大阪市教育委員会とセレッソ大阪と小学生を対象とした「体力向上プログラム~身体を動かす楽しさ教えます~」プロジェクトをスタートしています.

日本で子供から大人までの長期一貫指導体制のプロフェッショナル組織はサッカーであり,「スポーツ教育」の在り方にこうした長期一貫指導のノウハウを小学生の遊びや体育授業へアシストすることを進めています.

 

さあ決勝戦に相応しい良い試合となりますことを愉しみにペンを置くとしましょうか

全ての選手が納得のいくプレーができますように!

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