
うまい選手と良い選手の違いは?より多くのうまくて良い選手を輩出できるチームへ
ドリブルがうまい、パスがうまい...これは、その技術が上手にできると言うだけで、決して良いプレーヤーとは言いません。それらの状況を、一瞬のうちに判断して使い分けられて初めてうまいプレーヤーと言えるのです。そのために最も大切なのが、「自らの頭で状況を読み、考え、判断し、技術を選択し、実行する。」という自立した選手になることです。
そのために今何をなすべきか?勉強、遊び、掃除、休憩、給食...そう考えると、ボールを使ってする練習は、クラブの時間だけですが、本当にうまくて良い判断ができる選手になるためには、一日の行動全てが練習につながっています。一日の自分の行動をしっかり自分の頭で考え、丁寧にしっかり生活することこそ名選手になるための条件なのです。
スポーツマンシップとフェアプレーの精神を大切にできるチーム
サッカーは、2つのチームがいて初めてできるゲームです。サッカーを楽しむためには、お互いがいることが必須条件です。サッカーでは試合終了のホイッスルをノーサイド(敵、味方無し)のホイッスルと呼ぶのです。それにもかかわらず、その相手を故意に蹴ったり、口汚くののしったりする選手をJリーグの試合でさえも見られます。本当に残念で情けないことです。レッドカードの意味は、「君はサッカー選手として認められない。追放するよ。」という意味なのです。日常行動も含め、常に仲間、相手、レフリー、保護者、にリスペクト(=尊敬、敬愛)の気持ちを持って、どんな人からも愛され、親しまれるような選手、チームになっていきましょう。
総ての人から愛され尊敬される選手、チームになる
叱ってもらえたり、注意してもらえる選手やチームは常に伸びていきます。叱りも、注意もされなくなった選手は、見放されたと思っても間違いありません。放っておけないから叱るのです。注意するのです。アドバイスするのです。そして何よりも可愛く、愛おしく思うのです。仲間、コーチ、サポーターの人たちから常に叱咤激励がいただけるようになりましょう。
そのためには...
①謙虚=しっかりした挨拶や言葉使い、服装や行動
②誠実=嘘やごまかしをしない。潔い行動
③勤勉=言われた課題や注意されたことを努力して一生懸命直そうとする姿
こんな選手は、たとえプレーが今うまくなくても誰も絶対に見放しません。最後まで応援し、ファンでい続けてくれます。
以上、このような選手育成を目指し、今後永く続く我がチームの歴史にみんなの名前を刻んで欲しいと思いますし、刻むような選手を数多く輩出したいと考えています。